能登へボランティアに行きました

WAM・2025年度

2025/09/15

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9月13日(土)~15日(月)の2泊3日、
ティーンズカフェの中学生メンバー4人とスタッフ5名で能登へボランティアに行ってきました🙋‍♀️

カトウ自動車さんにてキャンピングカーをお借りして出発!
受け入れてくださったのはNPO MAKE HAPPYさんで、TEAM JAPANのビブスを付けて一緒に活動させていただきました。

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〈1日目の活動〉
★羽咋市滝町にて地域のお祭りのお手伝い★

直前に、出店の景品として使えるお菓子などを募ったところ、たくさんの方々からご寄付いただきました。心より御礼申し上げます。
おかげさまで、到着した初日の夜に羽咋市滝町でのお祭りがあり、射的、ラダーボール、ビー玉転がし、ハンドマッサージのブースを出店したのですが、たくさんの子どもたちに楽しんでもらうことができました!

また、中学生女子たちは、ボランティア拠点施設での食事作りを担ってくれました!
冷蔵庫にある食材で作った、シーフードカレーやいももち、海藻サラダなどは拠点スタッフの方々にとても喜ばれ、こちらも嬉しくなりました☺️
ティーンズカフェでの積み重ねが活かされる実践の場となり、拠点スタッフの方々に「生きる力」を絶賛されていました。

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〈2日目の活動〉
★志賀町の萬灯祭の準備のお手伝い★

2日目は、志賀町の萬灯祭の準備のお手伝いをさせていただきました。100以上の大きな灯籠を並べるための杭の設置や灯籠の和紙の張替え作業をしました。
萬灯祭は、毎年9月16日に営まれているそうです。「曜日でやるのは人事、神事は日付でやるもの。厄除け退散の願がかけられているから、コロナ禍でも続けてきた」との会長さんの言葉が印象的でした。
12世帯しかない集落で、ボランティア以外、ほとんどの方が60代以上の高齢者。たった1日の神事のために、2日がかりでの壮大な準備。
「平素はまったく人通りのない通りに、集落外から多くの人が集う1年に一度のお祭り。まわりの自然も喜んでいるように感じた」とTEAM JAPANのボランティアの方が言っていましたが、お祭りを継続させていくことが、住民の方々の心の拠り所になっていると感じました。
「16日が土曜日になる5年後に実際に灯がともる風景を見に来たいですね~」と会長さんに話をすると、「5年後と言わず、毎年おいで」と言ってくださり、子どもたちも「また来たい!」と答えていました。

★能登半島の震災跡の視察へ★

倒れた家屋、曲がった電柱、元は海だった所が隆起した所に作られたアップダウンの激しい道路を走りました。大きな震災を経験したことのない子どもたちや若手スタッフにはそれらの光景に感じるところがあったようです。

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〈3日目の活動〉
ボランティア拠点施設での食事作りを担ってくれた中学生女子たちは、自分たちが作った料理で拠点スタッフの人たちがすごく喜んでくれたので、朝食にクレープを作るために5時起きで頑張っていました。
中学生男子たちも、自分にできる作業はないかと探して、自ら動いてくれていました。

最終日は、なぎさドライブウェイ、兼六園、二十一世紀美術館、ひがし茶屋街と金沢市をメインに観光をして鈴鹿市に帰ってきました。
観光ももちろん楽しいのですが、子どもたちにとっては活動の方が楽しかったようです。

人々に貢献し、喜んでもらえる機会を提供していただいたことに、今回出会ったすべての方々に感謝しております。子どもたちにとって今回の旅は大変貴重な経験となりました。経験は何物にも代えがたい宝だと思います。
たくさんのご協力ありがとうございました。

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