公表:令和7年2月22日

事業所名:サニーぷらす

項目No.チェック項目はいいいえ工夫している点課題や改善すべき点
環境・体制整備1利用定員が発達支援室等のスペースとの関係で適切であるか。4当施設の訓練指導室は約57㎡あり、児童一人当たり3㎡以上の広さという国の設置基準以上の広さを用意している。
2利用定員やこどもの状態等に対して、 職員の配置数は適切であるか。4児童10人に対し指導員2人という国の人員配置基準に加え、加算要件を満たす人員配置を行っています。保育士、小中学校教諭、社会福祉士など教育、福祉分野での経験と専門性を備えたスタッフ配置に務めている。
3生活空間は、こどもにわかりやすく構造化された環境になっているか。また、事業所の設備等は、障害の特性に応じ、バリアフリー化や情報伝達等、環境上の配慮が適切になされているか。22利用されるお子さんにとって活動が分かりやすいよう視覚化・構造化を心がけている。
4生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっているか。また、こども達の活動に合わせた空間となっているか。4毎日清掃を行い清潔な環境に気を付けるとともに、子どもたちが様々な活動を楽しく安全に行えるよう配慮している
5必要に応じて、こどもが個別の部屋や場所を使用することが認められる環境になっているか。 4当施設の利用者には中学生も多いため、学習や読書、ボードゲーム等に使用できる個別の部屋を用意している。
業務改善6業務改善を進めるためのPDCA サイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか。4PDCAサイクルを心がけ、日次は午前中に職員ミーティングを開催し、前日の振り返りと当日の申し送りを行っている。また週次の職員ミーティングでは療育の仕方や業務改善に向け、職員一同で検討している。
7保護者向け評価表により、保護者等の意向等を把握する機会を設けており、その内容を業務改善につなげているか。4開所年度より事業所評価アンケート調査を行い、結果を公表するとともに、職員間でも結果を共有し、業務改善につなげている。
8職員の意見等を把握する機会を設けており、その内容を業務改善につなげているか。4日次、週次、月次ミーティングにより、職員間で様々な課題について活発に意見交換を実施し、業務改善に繋げている。
9第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか。4現在は保護者の方の評価と社内評価のみだが、今後必要に応じて外部評価の実施を検討する。
10職員の資質の向上を図るために、研修を受講する機会や法人内等で研修を開催する機会が確保されているか。4年間計画を立て、外部研修への参加や内部研修により支援の質を高めるよう努めている。また職員それぞれの専門性の研鑽を推奨している。
適切な支援の提供11適切に支援プログラムが作成、公表されているか。 4労働者協同組合コモンウェーブのサニーぷらすのホームページ上に結果を掲載済み。保護者の皆様には電子交付を行っている。ご要望があれば紙面でのお渡しも実施する。
12個々のこどもに対してアセスメントを適切に行い、こどもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、放課後等デイサービス計画を作成しているか。4利用開始時のアセスメントシートのほか、面談や連絡帳でのやり取り、お子様の日々の様子からニーズをくみ取り、個別支援計画を作成している。発達検査の結果も必要に応じてご持参いただき、支援計画に活かしている。
13放課後等デイサービス計画を作成する際には、児童発達支援管理責任者だけでなく、こどもの支援に関わる職員が共通理解の下で、こどもの最善の利益を考慮した検討が行われているか。 4個別支援計画作成にあたっては個別支援会議を開催し、複数の視点から支援について意見交換をすることで、適切な療育を提供できるよう努めている。
14放課後等デイサービス計画が職員間に共有され、計画に沿った支援が行われているか 。4支援計画書に書かれれている内容を確認しながら、支援内容、活動内容を朝のミーティングで立案している。
15こどもの適応行動の状況を、標準化されたツールを用いたフォーマルなアセスメントや、日々の行動観察なども含むインフォーマルなアセスメントを使用する等により確認しているか。4フォーマルなアセスメントとしてご協力いただけるご家庭にS-M社会生活能力検査を行っている。また、インフォーマルなアセスメント日々の様子等は記録に記載すると共に、申し送り時に情報共有している。
16放課後等デイサービス計画には、放課後等デイサービスガイドラインの「放課後等デイサービスの提供すべき支援」の「本人支援」、「家族支援」、「移行支援」及び「地域支援・地域連携」のねらい及び支援内容も踏まえながら、こどもの支援に必要な項目が適切に設定され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか。4ガイドラインに基づき「本人支援」においては5領域を網羅した支援内容を組み立て、「家族支援」「地域支援・地域連携」の視点を取り入れた支援計画を立てている。
17活動プログラムの立案をチームで行っているか。4活動プログラムの立案は複数の職員で行い、内容・進め方について複数の視点から確認している。
18活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか。4季節に合わせた活動を行ったり、休日や長期休暇においては野外活動や遠足など、平日にはできない体験活動を積極的に取り入れている。
19こどもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成し、支援が行われているか。4それぞれの児童に必要とする支援を考え、その上で個別・集団活動を行っている。
20支援開始前には職員間で必ず打合せを行い、その日行われる支援の内容や役割分担について確認し、チームで連携して支援を行っているか。4毎日、支援開始前に職員ミーティングを実施し、支援内容や役割分担について確認している。
21支援終了後には、職員間で必ず打合せを行い、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか。4翌日の支援開始前の職員ミーティングにて、前日の振り返りを実施している。気付いたことや工夫が必要な点など、職員で意見を出し合い、次の支援に繋げている。振り返りの内容は欠席の職員にも共有できるようにしている。
22日々の支援に関して記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか。421同様に翌日の朝、ミーティングで前日の振り返りを行う際に実施している。
23定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断し、適切な見直しを行っているか。46か月ごとのモニタリングを基本とし、ご家族との面談(対面を基本とするが、場合によってはオンラインを含む)とご本人と話をして計画の見直しを行っている。
24放課後等デイサービスガイドラインの「4つの基本活動」を複数組み合わせて支援を行っているか。4自立支援と日常生活の充実に向けた活動、創作活動、地域交流の機会の提供、余暇の提供を適宜組み合わせて支援を行っている。
25こどもが自己選択できるような支援の工夫がされている等、自己決定をする力を育てるための支援を行っているか。4大人(支援員)が決めるのではなく児童たちが話し合いで決めていく「子どもミーティング」を実施している。
関係機関や保護者との連携26障害児相談支援事業所のサービス担当者会議や関係機関との会議に、そのこどもの状況をよく理解した者が参画しているか。4児童発達支援管理責任者も可能な限り子どもたちの支援に入り、子どもの状況がわかるような業務体制を取っている。また、サービス担当者会議には必要に応じ管理者兼保育士や児童指導員も参加している。
27地域の保健、医療(主治医や協力医療機関等)、障害福祉、保育、教育等の関係機関と連携して支援を行う体制を整えているか。4行政、医療機関、教育機関など必要な関係機関とは、訪問、会議や電話で連携を図っている。
28学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、こどもの下校時刻の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか。4保護者主体で、行事や下校時間を確認しているが、必要時学校に連絡を取ることも行っている。また支援会議などにも参加させていただき、連携を図っている。
29就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか。4現在利用の児童では該当ないが、必要時には連携を図りたい。
30学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障害福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか。4まだ該当者がおらず実施していないが、必要に応じて情報提供等をすることができる。
31地域の児童発達支援センターとの連携を図り、必要等に応じてスーパーバイズや助言や研修を受ける機会を設けているか 。22市主催の研修に参加している。
32放課後児童クラブや児童館との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか。4母体となる組織にて地域の子どもたちを対象とする居場所事業や自然体験事業を実施しており、地域の子どもたちと一緒に活動する機会を頻繁に設けることでインクルーシブな活動の提供に努めている。
33(自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか。13参加しているが、周知できていない。
34日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか。4連絡帳システムHUGを導入し、スマホ等で連絡帳を見ていただくと同時に、LINEを活用し活動内容の写真はその都度送信したり、事業所からだけでなく、保護者からの連絡手段としても活用している。
35家族の対応力の向上を図る観点から、家族に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)や家族等の参加できる研修の機会や情報提供等を行っているか。 4年2回(6月・12月)、保護者会を開催し、ペアレント・トレーニング等の支援を実施している。
保護者への説明責任等36運営規程、支援プログラム、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか。4契約時説明を行っている。支援プログラムについては、今年度からの取り組みであり、労働者協同組合コモンウェーブのサニーぷらすのホームページ上に結果を掲載するとともに、保護者の皆様には電子交付を行っている。ご要望があれば紙面でのお渡しも実施する。
37放課後等デイサービス提供を作成する際には、こどもや保護者の意思の尊重、こどもの最善の利益の優先考慮の観点を踏まえて、こどもや家族の意向を確認する機会を設けているか。 4モニタリング面談以外にも、ご家族からのご要望があった際や、こちらから児童の様子でご報告させていただく際など、意向を確認している。
38「放課後等デイサービス計画」を示しながら支援内容の説明を行い、保護者から放課後等デイサービス計画の同意を得ているか 。4ご家族への説明後、紙でもサイン以外でも、スマホ等からの電子サインができるようなシステムも導入しており、多忙な保護者などにはオンラインでの説明、電子サインを頂けるようにしている。
39家族等からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、面談や必要な助言と支援を行っているか。4保護者から相談を受けた際は職員間で情報共有し、児童発達支援管理責任者を中心に必要な助言と支援を実施するほか、関係機関へ繋げている。
40父母の会の活動を支援することや、保護者会等を開催する等により、保護者同士で交流する機会を設ける等の支援をしているか。また、きょうだい同士で交流する機械を設ける等の支援をしているか。4年に2回の保護者会のほか、親子で参加できるイベントを年に2回開催し、保護者同士・きょうだい同士で交流する機会を設けている。
41こどもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、こどもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか。4苦情があった際などは、ご家族と連絡を取り、面談を行うと共に、事実確認のためスタッフミーティング内で状況を確認している。両者とも書面にも残している。
42定期的に通信等を発行することや、HPやSNS等を活用することにより、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報をこどもや保護者に対して発信しているか。4「サニぷら通信」を定期的に発行するとともに、日々の活動内容はSNSで発信をしている。
43個人情報の取扱いに十分留意しているか。4事前に保護者に特定されないように加工した写真をSNS等にアップすることに対して了解が得れるかの確認、同意書にサインを頂いている。
44障害のあるこどもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか。4保護者がどういった形での連絡を望むかなど確認を取り、直接お会いするだけでなく、オンラインでのやりとりなども積極的に活用している。
45事業所の行事に地域住民を招待する等、地域に開かれた事業運営を図っているか。4地域での活動にも参加させてもらったり、清掃活動等で地域との交流を図っている。
非常時等の対応46事故防止マニュアル、緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、職員や家族等に周知するとともに、発生を想定した訓練を実施しているか。4各マニュアルを策定し、職員ミーティングにて対応方法等の確認しているが、周知・訓練については日々改善に努める。保護者周知に関しては共有出来ていない部分もあるため、再度全体への周知を図っていく。
47業務継続計画(BCP)を策定するとともに、非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか。4業務継続計画(BCP)を策定し、定期的に避難訓練を実施している。
48事前に、服薬や予防接種、てんかん発作等のこどもの状況を確認しているか。22契約時に確認し、保護者からの要望に応じて対応している。
49食物アレルギーのあるこどもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか。31契約時に確認し、必要に応じて対応している。
50安全計画を作成し、安全管理に必要な研修や訓練、その他必要な措置を講じる等、安全管理が十分された中で支援が行われているか。4安全計画を策定し、定期的に避難訓練を実施している。適宜安全管理について見直し、改善に努める。
51こどもの安全確保に関して、家族等との連携が図られるよう、安全計画に基づく取組内容について、家族等へ周知しているか 。13保護者への周知はできていないため、全体への周知を図っていく。
52ヒヤリハットを事業所内で共有し、再発防止に向けた方策について検討をしているか。4ヒヤリハット事例が起こった際には報告書を作成、職員間で共有し、再発防止について協議している。
53虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか。4虐待防止に関する研修を受講し、職員間で共有している。
54どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、こどもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、放課後等デイサービス計画に記載しているか。4安全確保のため、やむを得ず身体拘束を行う可能性のある子どもに関しては、事前に保護者に説明して了解を得ている。