2025/05/21
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当法人では、厚生労働省「障害福祉分野のICT導入モデル事業」の支援を受けて、令和7年3月にICT機器を導入しました。
導入から約2か月が経過し、その効果について以下のとおりご報告いたします。
■ 導入製品の内容
- 業務支援用タブレット端末(4台)
ー iPad(第10世代)256GB 1台
iPad(第10世代)セルラーモデル128GB 3台
- タブレット用ペンシル 4本
■ 業務効率化・職員の業務負担軽減の効果
- 保護者連絡帳は手書きだったため、間違えたところがあればその都度修正テープで消しながら、執筆していた。タブレットを導入したことで、昼食のメニューや活動内容等、同じ内容のものは、コピー&ペーストの処理が可能になり、また加筆も容易になった。
- タブレットを活用できるようになったことで、これまで手書きで書いていた職員の作業効率が各段に上がると共に、手書きの記録を他の職員が再度PCで入力する手間を省くこともできた。
- セルラーモデルのタブレットを導入したことにより、施設外の活動時にもタブレットを持参し、ケア記録や保護者への連絡帳を複数人で記録することができるようになった。
- これらの効果により、年間業務時間数が33.3%削減でき、子どもたちの直接支援や教材などの準備により多くの時間を割くことができるようになった。